プログラミングで育まれる論理的思考能力とは

ハローパソコン教室の千葉です。
プログラミング教育において子供のどんな部分が育つとお考えですか?
昨今プログラミング教室の流行により、よく「論理的思考能力を育てる!」という文句を耳にしますがそもそも「論理的思考能力」とはなんでしょうか?
文字通りに考えれば論理的に思考できる力だということになりますが、一体どんなふうに考える事が論理的でしょうか?
技術としてプログラミングを学ぶのであれば、実際に使用されている言語を使って学ぶ方がベターだと思いますが、
言語的な技能が必要ないビジュアルプログラミングで磨く事のできるスキルとは何なのでしょうか。
今回は、私が言語の知識が必要無いビジュアルプログラミングで育む事ができると思う技能を紹介します。

1.事実を確認する能力

今現在問題になっている部分はどこなのか?という部分を確認して把握する能力です。
例えば、「なんだかよくわからないけど動かない、壊れた」という状態の「なんだかよくわからない」を明らかにする能力です。

2.問題を想像する能力

確認した事実からどのような問題が起きているのかを想像する能力です。
例えば、車が走らないとしてエンジンルームから煙を吹いていればまず確認するのはタイヤではなくエンジンです。
そのような「状況から起きている問題を想像し、調査の為の予測を立てる能力」がこれです。
この技能はより大きな問題に直面した時、先述の能力とあわせて素早い原因の究明に繋がります。

3.事実と想像を分ける能力

「こうなんじゃないか?」と予測を立てる事も大切ですが、「こうである」と確認したほうが確実なのは当たり前のことです。
例えば、先述の車のエンジンルームの例で「エンジンに異常がある」という憶測を立てましたが、実際にエンジンルームを開いて「オイルの匂い等はせず冷却水のタンクが空っぽ」という事実を確認できたとします。
この場合、原因は(ほとんどの場合)ラジエーターの冷却不足であり「エンジン自体の異常やオイル周りの異常」という可能性を一旦脇に置いて処置を行います。
憶測で作業をしている時にその憶測の部分が事実と違った場合、すぐさま憶測ではなく事実に基づいた思考に切り替えるのも技術のうちです。

4.自分で調べる能力

わからない場合頭を抱えて悩むのも大切ですが、プログラムを書くために使っているコンピューターは大抵インターネットに繋がっています。
そして、インターネットでは自分よりもプログラムに詳しい人が同じような問題を解決した手筈を記している事がよくあります。
であるならば、先人の知恵を借りない理由はありません。
広大なネットの海の中から今現在自分に役立つ情報を探し出すのもまた磨く事のできる能力です。

これらは私の考える「論理的思考能力」の一側面ですが、具体的に記してみると「論理的思考能力」というふわっとした呼称よりも重要そうに思えませんか?

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