こんにちは。ハローパソコン教室の千葉です。
最近プログラミング塾がどっと増えてきましたね。
プログラミング塾と言っても、プログラミングテキストをガリガリやって先生に提出してマルバツつけて~なんて事はやりません。
『自分で考えて正解に至る力を育てる』事を大切にしているので、ヒントは出しても答えを即教えるなんてことは無いんです。
そもそもマルバツ以前にプログラムに確固たる「正解」は無いと私は思っています。
皆さんは「正解」が無いってどういうこと?と思うかもしれません。
そんな方のためにちょっとした例をご用意しました。
今回はA=1またはB=1かつC=1を満たしている場合という条件式を作りたいとします。
この場合
AかつCまたはBかつCなら
CならAまたはBなら
AまたはBかつCなら
以上3つの条件式が考えられます。
実際にScratchで作ったみた画像がこちらです。
これらはそれぞれ違う形をしていますが、まったく同じ条件で動くように書かれています。
つまりA=1またはB=1かつC=1を満たしている場合の条件式を書かなければならない場合、3つとも正解なのです。
「1行に纏まっているほうがキレイ」という人も居れば、「あんまり横長なのは格好良くない」と思う人も居るでしょう。
実務として組まれるプログラミングは「この書き方のほうが良い」というものはあるでしょうが、動作するか否かという点においてはどれも間違いではないのです。
プログラムの答えが一つではないという点は、子供の創造力を既存の修学カリキュラムよりも育んでくれるのではないだろうかと考えています。
つまり私は、プログラムで動く物を作れれば良し。それが効率的かつ可読性が高ければ尚良し。と考えています。
個人でやる上でなら、プログラムはとても自由な物なのです。