自己紹介
初めまして、3月からインストラクターとしてプログラミング教室に加入しました越川伸哉です。
「プログラミングの腕前はプロ級!」とまでは言えないのですが、高校から大学まで情報系の学部・学科に所属していました。生徒さんには自分が今まで培ってきた情報系のノウハウや便利なこと等の授業を超えたところまで教えていきたい思います。
以下は私の自己紹介を載せます。
趣味・特技
楽器の主にエレキベースを弾くことが好きです。
ベースと聞いてあまりピンと来てない方もいるかと思いますが、ベースとは音楽の中の「低音を支える楽器」です。ぱっと見ギターと似ているので「それギター!?」と言ってしまう人も多いですが、要注意です。ギターとベースは似ているようでバンド内での役割が全く違うので間違われると、ものすごい勢いで「これベースだから!!」と怒る人もいます。
冗談はさておいて、少しだけベースの魅力を紹介したいと思います。ベースには低音を支えるという役割以外にも花形の役割をする奏法があります。それが「スラップベース」という奏法です。主に親指と人差し指で引く奏法なのですが、弦を叩いたり、引っ張ったりするためベースらしい包容力のある低音ではなく、突き刺すような尖った低音と跳ねるような高音が響く最高にかっこいいサウンドになります。最近の有名楽曲にもスラップベースが使われているものがあり、
・KICKBACK / 米津玄師
・ストラトキャスター・シーサイド / Suspended 4th
・残機 / ずっと真夜中でいいのに
このように様々な楽曲に使われています。上記の楽曲を聞いたことのある方ならわかると思いますが、スラップが超絶かっこいいです。是非聞いてほしい曲です。
以下は私の自慢のベースたちです。画像をクリックすると一番手前のベースの説明ページに飛びます。これは私が初めて買ったベースなので皆さんにも知ってもらいたいです。
最近はまっていること
最近は楽器の音色を切り替える「エフェクター」と呼ばれる機材の製作を行っています。
その影響で、私は電気回路について学ぶ機会が増えたので、アナログの電気回路の仕組みについて詳しく学んでいます。
アナログの世界というのは、私が今まで浸っていたディジタルの世界とはベクトルが違う難しさがあり、細かなこうするとこんな音が出るとわかっている型があるのですが、それ通りでも微妙にニュアンスの違いが発生したりと作る人によっても左右されたりするなど職人力を試されるような事や、複雑でわかりずらい回路図のパーツが一つ一つ意味を持ち役割が異なるのだと知り回路図を読み解く事が楽しくなりつつあります。
プログラミングを教える上での意識
ここまで、私がどのようなことに興味があって普段どのような活動をしているのかを紹介いたしました。ここから私がプログラミングを教えるにあたって意識している事の紹介をしたいと思います。
まず第一に、プログラム全体を意識させることが最も重要だと考えています。
プログラムはどの言語でも、チュートリアルのような基礎段階では、だいたい似たような処理を行います。
そのため、一つの言語で処理の仕組みを理解してしまえば、ほかの言語でもプログラムの型をつかみ、おおよその流れを理解できるようになります。
成長期のうちに、プログラムの処理がどのように組み立てられ、どのように動くのかを本質的に理解しておくことで、
これからの情報の流れが速い社会においても、「表面に流されず本質を見抜く力」を養うことができると考えています。
そのため、プログラムを書くときには、実際のプログラミングで使われる言葉を交えながら、
簡単なプログラムの中にも複雑な仕組みの基礎が垣間見えるよう意識して指導しています。
次に意識してほしいことは、「着地点を理解する」ことです。
プログラミング初心者が陥りがちなのが、
「コードが長ければ難しくてすごい」「複雑な関数を使えるとカッコいい」と考え、
必要以上に複雑なプログラムを組んでしまうことです。
一見すると「難しいことをしていてかっこいい」と思えるかもしれませんが、
プログラマー目線で見ると、複雑すぎるプログラムは運用が難しく、一般的に「良いプログラム」とは言えません。
「良いプログラム」とは、
再現性があり、プログラムの知識があれば誰でも修正や加筆ができるものを指します。
「そこまでのことを小学生に教える必要があるのか?」
そんな疑問もあるかもしれません。
ですが、今は一人で黙々とプログラムを作っていても、
数年後、数十年後には誰かと共同作業する場面が必ずやってきます。
そのときには、プログラムを通して「会話」できる力が必要です。
難しい言葉や複雑な書き方で周りを混乱させるよりも、
全員が理解できる形でプログラムを組める人のほうが、間違いなく重宝されます。
最初に戻りますが、だからこそ、
「着地点」――つまり、チームや自分にとって必要な理解の最低ラインを把握することが大切です。
そのうえで、必要に応じてレベルを上げたり、あえて簡単な手法を選んだりできると、
将来「プロのプログラマー」として立派に活躍できるでしょう。
私は大まかにこの二つを意識して、プログラムを教えています。成長の実感を若いうちに味わっておくのは新しい事への挑戦の活力になると思うので、その中でプログラミングを選んでいただけるとほかの学問でも活用できるような技術や知識を授けられると思います。
最後に
長々と文章で偉そうなことを垂れていましたが、私のことを知ってもらうより、プログラムについての内容をもっと知って頂けたら情報系の大学生としては、幸福の至りなのでこの記事を読んでいただいた皆様にはプログラムがいかに素晴らしく、美しいものであるかを知っていただけるとありがたいです。
ご拝読ありがとうございました。
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